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「宝くじ」誕生

昭和20年7月、政府は浮動購買力を吸収して軍事費の調達をはかるため、1枚10円で1等10万円が当たる富くじ“勝札”を発売しました。
しかし、抽せん日を待たず終戦となったため、皮肉にも“負札”とよばれるようになってしまいました。
戦後の激しいインフレ防止のため浮動購買力吸収の必要性が大きくなったので、政府は、20年10月、“宝くじ”という名前で「政府第l回宝籤」を発売することになりました。
さらに戦災によって荒廃した地方自治体の復興資金調達をはかるため、各都道府県が独自で宝くじを発売できることとなり、21年12月に地方くじ第1号「福井県復興宝籤」(別名ふくふく籤)が登場しました。
政府くじは昭和29年に廃止され、その後は地方自治体が独自又は共同で発売する“地方くじ”のみになりました。

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